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良い練習と自己ベストを出すにはコーヒーを飲む事が大事!?その理由とは・・・

 
 
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大人になるにつれ

飲む機会が多くなったり

飲めるようになる大人の飲み物

 

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コーヒー

 

 

 

もしかすると

コーヒーに含まれているカフェインは

身体にとって

アスリートにとって害のある成分かと

思っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

実はこのコーヒーなどに含まれるカフェインというのは

アスリートにとっても非常に役に立つ成分です。

 

 

その理由とメカニズムについて

お話をします。

 

 

 

 

 

カフェインが摂取によるメリット

 

 

カフェインには大きく分けて

3つの作用があります。

 

 

【1つ目】

利尿作用による体内毒素の排出

【2つ目】

眠気、疲労感を感じにくくする

【3つ目】

血行をよくし、脂肪燃焼のサポート

 

この3つがカフェイン摂取による

成分の役割となります。

 

 

 

【1】利尿作用による体内毒素の排出

 

おしっこや便は

身体の必要ない不純物です。

 

知っている方は多いかと思いますが

カフェインには利尿作用があり

身体の不純物をおしっことして排出する

作用があります。

 

 

 

 

 

【2】眠気、疲労感を感じにくくする

 

よく眠気覚しにコーヒーを飲む方は

多いと思います。

 

コーヒーだけでなく、

紅茶、お茶にもカフェインが含まれています。

 

 

カフェインには脳に身体が疲れていない、眠くないと

身体から脳に送られる信号を鈍らせる効果があります。

 

これは眠いけど、眠気が治まったりする理由は

これが要因です。

 

 

【3】血行をよくし、脂肪燃焼のサポート

 

カフェインには

脂肪燃焼の元となる

”褐色脂肪細胞”を活発化させる要素もあります。

 

メジャーリーガーのダルビッシュ有選手

有酸素トレーニングの前には

球場に向かう車の中で必ずコーヒーを摂取するようです。

 

その理由は

 

「カフェインを入れて血流を良くし

脂肪燃焼にも良いので」

 

というのが理由です。

 

 

 

カフェインによる利尿作用は脱水ではない

 

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利尿効果があるカフェインを

摂取するとおしっこが出やすくなるので

 

「脱水しているんじゃないか?」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが

 

 

カフェイン摂取による
脱水症状を引き起こす事は
ありません。

 

 

カフェインを飲んでも喉が乾く事はありません。

 

 

 

利尿効果というのは

飲んだ水分がおしっことして排出される事ですが

 

脱水症状というのは

水分を飲まずに体内の水が抜けていく現象の事を言います。

 

 

人間は30リットルほど

身体に水分をストックしていて

 

水分を飲んだら飲んだ分だけ

おしっこ、汗として排出されます。

 

利尿効果というのは

身体の毒素を作る腎臓の役割を活発にしてくれる事を言います

 

そのため500ml飲めば

500ml身体からおしっこや汗などから排出されます。

 

脱水症状というのは

飲んでいないのにも関わらず

水分が抜けていく事です。

 

ストックしている30リットルが

29リットル...

28リットル....

 

そしてこの水が抜けていくと

吐き気や、頭痛とした症状に変わっていきます。

 

 

しかしこれは脱水症状の事。

 

※利尿作用は脱水ではないので

誤認識しないようにご注意ください。

 

 

スプリンターは15分前の摂取が効果的

 

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長時間の競技である

自転車競技長距離走クロスカントリーなどでは

カフェイン摂取はあまり効果がないようです。

 

あったとしても持久力が

1.5%〜4%の持久力増加の効果しか現れなかったようです。

 

一方、瞬発的動作の必要な

短距離種目

 

レスリングや幅跳び

高飛びなどの

ジャンプ系や速い動きを必要とする

種目は非常に効果があります。

 

 

コーヒーなどのカフェインが含まれている

飲み物には

 

カフェインは力となって働く

筋肉の性質作りの素となるカルシウムを

筋肉からより多く作り出されるようにする働きがあります。

 

その為50mや100mの種目を

取り組む選手にはカフェインは摂取しておくべき成分になります。

 

 

 

 

 

長距離選手は1時間前の摂取で脂肪燃焼を目的に!

 

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持久力が上がる事は

カフェインでは効果がありませんが

 

脂肪を燃焼するサポートの役割があります。

 脂肪は泳ぐ上で”大きな抵抗”になります。

 

脂肪という重りを背負って

泳ぐ事は非常にもったいない事です。

 

 

そうならないようにも

しっかりと練習で脂肪を落としていくことが大切です。

 

 

カフェインはドーピングに引っかかるの?

 

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アスリートとして

大きな大会になればなるほど

ドーピングチェックがあります。

 

ドーピングというのは

選手同士フェアな戦いをする為に

筋肉増強剤や興奮剤などの

薬物による不正をチェックすることです。

 

 

カフェインは

 

 

2019/02/27の現時点で

アンチドーピングの禁止リストには含まれていません。

(※今後、リストに入る可能性もございます。)

 

 

 

コーヒーを作る会社に

8杯飲んでからチェックを受けても

ドーピング違反にならなかったという報告もあります。

 

 

なのでコーヒーを1杯飲む程度では

問題ないようです。

 

 

飲み過ぎ・過剰摂取にはご注意を!

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カフェインの成分による

効果、メリットをお話ししましたが

 

 

10杯も20杯も飲むと

 

逆効果です。

 

気持ち悪くなったり

気分が悪くなったり

吐き気が起きることもあります。

 

 

現にこの記事を書いている

横尾も飲み過ぎで吐き気を起こした経験もあります。

 

 

コーヒーなら

 

飲んでも2杯まで

 

にしてください。

 

 

コーヒーが苦手なら玉露がオススメ!

 

コーヒーは大人になれば

飲む機会も増えますし

周りの人も飲んでいる姿を見る機会は

増えるかと思いますが

 

コーヒーが苦手な方もいるかと思います。

 

コーヒー以外にもカフェインが入っている飲み物

もあります。

 

 

玉露 :120mg/100ml
コーヒー :60mg/100ml
栄養ドリンク:50~60mg/100ml
ココア :30mg/100ml
紅茶 :30mg/100ml

 

 

実はコーヒーの2倍カフェインが入っているのが

玉露です。

 

 

コーヒー以外でなら

玉露がオススメです。

 

 

 

カフェインを摂取しなくてもベストパフォーマンスは出来る!

 

コーヒーを毎日飲み続ける

カフェインを摂取し続けることで

 

身体はカフェインに慣れてきます。

 

たまに飲む程度であえば

良いのですが

 

毎日飲む人にとっては

身体を起こすいつものルーティーンのような

存在でもあるコーヒー。

 

 

そうなるとコーヒーを飲んでも

飲まなくても変化のない身体になるかと思います。

 

 

そうなってもしっかりと

自己ベストを更新出来るように

 

十分な量のストレッチ

十分な量の練習

十分な量の睡眠

 

 

この3つが大会では必要になってきます。

 

 

コーヒーは大きく効果の出る方もいるかもしれませんが

毎日飲む人にとっては

お菓子のオマケ程度です。

 

 

しっかりと

自己ベストを更新できるような

準備をしてから

大会に望むようにしてください!