アルコールとの向き合い方
【水泳個人レッスンページ】
この記事を書いているのは
2018年12月25日
平成最後のクリスマスです。
そしてこれからマスターズスイマーのあなたは
忘年会・新年会ラッシュが来るかと思います。
宴会・飲み会では
大人の方は
ほぼ間違いなく
アルコールを摂取するかと思います。
あなたは
アルコールとの知識をしっかりと
理解した上で飲んでいますか?
そして、試合から逆算して
アルコールの摂取量やいつまで飲んで良いラインを
決めていますか?
次の狙った大会で
本当に自己ベストを出したいのであれば
しっかりとアルコールの知識と
アルコールとの向き合い方を
再認識していただく事をお勧めします。
飲食をして体外に出るまでの時間
まずは
1→4
2→2
4→1
この数字を覚えておいておくと良いです。
この数字に単位を付け加えると・・・
1ℓ→4week
2ℓ→2week
4ℓ→1week
1ℓ飲んだら体外(おしっこ・うんちなど)に出るのが
4週間かかる。
2ℓ飲んだら体外(おしっこ・うんちなど)に出るのが
2週間かかる。
4ℓ飲んだら体外(おしっこ・うんちなど)に出るのが
1週間かかる。
ということになります。
例えば
1ℓ水をガブ飲みした際に
すぐにおしっことして出てくるのは
4週間前に
飲んだ水分が排出されています。
いわゆる
ロケット鉛筆方式です。
人間は30ℓくらい
水を体内にストックしています。
30ℓを超える量の水が
身体にあるときに
尿意が来ておしっことして排出されていきます。
つまりこれは
何をあわらしているか
缶ビール2本を飲んで
体内から完全に缶ビールの成分がなくなるのは
ほぼ1ヶ月かかるという事です。
アルコールを飲む上でのリスク・デメリット
アルコールはカロリーが高い
炭水化物1g→4kcal
タンパク質1g→4kcal
アルコール1g→7kcal
脂質1g→9kcal
1gでのカロリー数です。
よく炭水化物抜きダイエットとか
あるかもしれませんが
ごはんを食べずにビールと唐揚げくんを
食べたら
ガンガン太ります。
太れば身体は重くなる上に
パフォーマンスも低下します。
アルコール自体には
利尿作用があります。
おしっこが出やすくなる
おしっこを作る作用が活発化するので
先ほどお話した体内の30ℓという水が
どんどん体内から出て行きます。
脱水症状を起こせば
疲労感
足がつる
倦怠感
なども起こします。
アルコールは”百害あって一利なし”という事ではない
アルコールは
リスク・デメリットしかないわけではありません。
メリットもあります。
食欲促進
アルコールは胃液の分泌を活発化する
作用があります。
あなたはビールを飲んでいたら
つまみを食べたくなりませんか?
あれはアルコール成分の作用で
食欲促進成分が入っているからです。
お酒にはエタノールという成分が含まれています。
そのエタノールというのは
中枢神経を抑制する作用があり
居酒屋で眠くなったり
終電で降り過ごしがあるのは
それが要因です。
よくお酒を飲んでから眠る人も
いるのではないでしょうか?
お酒を飲む上で気をつけなければいけない事
ここまでの内容を見ると
飲まない方が良いのではと思うかと。
はっきり言って
自己ベストを出したいんだったから
飲まない方がいいです。
北島康介選手も
2007年の世界水泳でブレンダンハンセンに負けてから
北京オリンピックまでの1年半くらいは
一切お酒を飲んでいなかったとか。
僕も大学生になって
お酒が飲める年齢になっても
インカレ前は禁酒していました。
なので基本的には常日頃から
飲まない方が良いです。
ですが、僕もお酒好きです。
お酒の場は楽しいのは知っています。
なので
自己ベスト更新を狙った
2週間前からは一切お酒を飲まない。
これがマスターズスイマーにとっては
ストレスなく我慢出来る期限だと思っています。
2018年
まだ飲み会の数が多いかと思います。
ですが、場合によっては
新年マスターズなどで
1月初めの方から
大会があるかたもいらっしゃるかと思います。
なので
ご自身でお酒ルールを決めてもらえればと思います。
しかし、ルールを決める上での
条件は
最低でも1週間前から飲まない事
これさえ守っていれば
身体が重くなる事はなくなるかと思います。